2017年10月20日
白髪を抜くのは良いこと? 悪いこと?Q:クセ毛が悩みです。ドライヤーを髪に近づけて、早く乾かすようにしています。ドライヤーは髪から20cmほど離してA:NGです。高い温度でドライヤーをあててあげると確かにクセ毛は伸びますが、同時に強いダメージも与えてしまいます。ドライヤーをかける際は、髪から20cmくらい離して使いましょう。ブローのコツがわかれば、あまり髪にダメージを与えることなく、クセ毛が直せることと思います。プロのブロー術を試してみてくださいね。Q:サロンに何度も行くのは面倒なので、カラーとパーマは一度ですませます。トリートメントもしてもらうので、大丈夫ですよね?カラーリングとパーマは同時にしない方が◎A:あまり良いとは言えません。最近のカラーやパーマの薬剤は、髪に与える影響が少なくなってきているとはいえ、やはりカラーとパーマを同時にするのは避けたほうがよいでしょう。カラーもパーマも、髪の内部に入り込んで効果を発揮するものなので、できれば2週間ほど間をおいてから行ってください。ちなみに、カラー、パーマはどちらを先にしても構いませんが、トリートメントは最後にした方がよいでしょう。Q:白髪がちらほら生えてきました。次に生える髪の毛が黒くなるように、抜いています。白髪は抜いてはダメ!A:白髪を抜くのは絶対にダメです! 白髪を1本抜くと、その隣の髪が強いストレスを感じ、メラノサイトが働かなくなる(つまり白髪になる)こともあります。髪を抜いて、次に黒い髪が生えてくるという保証もありません。無理やり髪を抜くと、頭皮の炎症、出血が起きたり、白髪・抜け毛が増えたりする場合もあります。気になるようでしたら、スティックタイプの白髪染め(一時染毛剤)を使うと良いでしょう。白髪は死んだ髪ではなく、メラノサイトが働かなくなっているだけで、毛母細胞は生きています。黒い髪と同様、やさしく扱ってください。Q:ヘアスタイルが崩れるので、日中は頭皮や髪のことを全く意識していません。仕事中も時々頭皮を動かす運動をA:日中、髪に触れないことは問題ではありませんので、良いとも悪いとも言えません。ただし、ヘアスタイルが崩れるのを気にしすぎて、あまり頭部を動かさないようにしていると、頭皮の血流が悪くなってしまうことがあります。時々、頭皮を動かす運動をするとよいでしょう。Q:ブラッシングは摩擦が起きて髪に良くないと聞きました。だから、ブラッシングはしていません。1日数回、やさしくブラッシングをA:NGです。ブラッシングは、髪にとっても頭皮にとっても大切です。ブラッシングは、髪についたほこりや、自然に抜けた髪を落とすだけでなく、頭皮を刺激して血行をよくする効果、皮脂の分泌を促して髪に行き渡らせる効果、頭皮の余分な角質を落とす効果など、頭皮にも良い影響を与えます。朝晩、やさしくブラッシングをしてあげましょう。ただし、濡れた髪をブラッシングするのは避けましょう。摩擦が強すぎて、髪の表面のキューティクルがはがれてしまいます。いかがでしたか? ついついしてしまいがちな、間違ったヘアケアをご紹介してみました。思い当たることがある方は、ぜひ改善して、美しいツヤ髪を取り戻してください。
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