小正月
BLOG 2018年1月16日
昨日1月15日は『小正月』でしたね。
小正月は1月15日だけではなく、14日の日没から15日の日没までや
14日から16日までの3日間と考える事もあるようです。
小正月の語源は旧暦の正月を『大正月』というのに対して1月15日を『小正月』といったことに由来しているようです。
旧暦では、新月の日を毎月1日としており、15日(十五夜)が満月、そしょて次の新月までを一カ月としていました。
このことからわかるように小正月の1月15日は満月にあたります。
昔の日本人は満月は特別の力があるめでたいものとして、中国式の暦が導入される前は、1年で初めての満月の日を
『元旦』にしていたと考えられています。
明治5年に新暦が採用されたことにより、正月(元旦から松の内を『大正月』1月15日を『小正月』と呼ぶようになりましたが、新暦では月の運行を考慮していませんので小正月は満月になるとは限りません。
小正月は松の内に忙しく働いた女性をねぎらい『女正月』とも呼ばれ、女性が実家に帰省してゆっくり過ごす事ができるという日でもあるようです。