2019年9月24日
もうすぐ10月1日・・・そうです、消費税が8%から10%に引き上げになってしまいますね。残り6日ほどしかありませんが、あわてて8%のうちにあれもこれも買わなきゃって思ってるひともいると思います。今日は増税前に買うべきものはなんなのかちょっと探ってみました!基本的には、「増税後の値上がりが予想され、価格変動(値崩れ)しにくいもの」を買うということになるでしょう。「先に支払って後で使う」定期券や切符、映画やテーマパークのチケット電車の定期券、切符、航空券、映画やコンサート、テーマパークのチケットなどは、増税後も使えますから、その前に買っておくメリットがあります。高額な「白物家電」、家具ある程度値が張って、テレビやパソコンなどのように価格変動が少ないエアコン、冷蔵庫、洗濯機といったいわゆる「白物家電」は、増税前がお勧めです。高額な家具も同様。ただし、こちらは駆け込み需要の増加でベースの価格が上昇している可能性もあるので、チェックが必要です。事務用品、書籍仕事で必要になる資料、事務用品なども増税の影響を受けるでしょう。また、本や雑誌などは、新聞と違って軽減税率が適用されません。この際、読みたいものをまとめ買いしては。常備薬、酒類常備薬やコンタクトレンズも、増税前の備蓄を考えて損はありません。ビール、焼酎などの酒類やたばこは、軽減税率の適用外。やはり増税前がお得です。高級ブランド品高級バッグ、ジュエリーといった商品も、2%の増税は響きます。もともと値崩れの可能性が低いものですから、どうしても欲しいものがあるなら、原則として増税前がいいでしょう。逆に買い急ぐ必要がないものはというと、軽減税率が適用されるものスーパーやコンビニなどで買う飲食料品は、買いだめの必要はありません。ただし、購入したものを店内で食べたり飲んだり(イートイン)すると、税率10%が適用されます。そもそも消費税がかかっていないもの土地、賃貸住宅の家賃、株などの有価証券、保険・共済などは消費税非課税ですから、増税後も課税されることはありません。ポイント還元になる消費中小店舗でキャッシュレスの買い物をすれば、2%増税後は5%のポイント還元。なんと増税後のほうが「安く」買える計算になります。ただ、家電などの本体価格は、中小店舗は量販店などよりも高く設定されているのが普通です。そのため、税率だけで損得が決められない点に注意が必要です。一方、ブランド品やジュエリーといった商品には、そうした価格差が生じにくいので、中小の店で買うつもりなら、増税後まで待ったほうがいいかもしれません。商品券、プリペイドカードさきほど、「定期券や切符は増税前に」と言いました。では、「Suica」(JR東日本)のような交通系ICカードはどうでしょう? 交通系に限らず、先にお金を支払うプリペイドカードは、購入(チャージ)時には消費税はかからず、実際に使った時点で課税される仕組みになっています。ですから、9月末に目いっぱいチャージする意味はありません(増税後は、値上げされた金額が差し引かれる)。商品券や切手なども、同じ理由で、「先買い」のメリットはないのです。本体価格の変動が大きなものもともと値段が安く、頻繁にセールなどが行われる洗剤やティッシュペーパーなどの日用品も、買いだめのメリットはあまりないと考えられます。以上を参考にして上手に買い物したいですね!
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