正しい髪の毛の乾かし方
BLOG 2016年6月15日
髪の毛を濡れた状態で、いきなりドライヤーをかけたりしていませんか?
それは髪にとって好ましいことではありません。
まず、タオルでしっかりと水分を吸い取りましょう。
ゴシゴシと激しくこすりつけたり、乱暴にしないようにしてください。
髪の毛を包むように、軽く抑えたり、ポンポンと叩いたりして吸い取ってください。
濡れた髪の毛は、濡れたダンボールに例えると分かり易いですね。
濡れたダンボールって、すぐに表面が剥がれますよね?
それと同じで髪の毛も濡れていると傷みやすい状態にあり、そのときにゴシゴシされると、ダメージが必要以上に多いのはお分かりいただけますよね。
頭皮のすごく近くからドライヤーを当てる人がいますが、ドライヤーは髪から最低でも20cmは離してかけてください。
最初は強で、髪の毛を手で持ち上げるように、根元の方からかけていきます。
この時も、髪の毛は優しく優しく扱ってくださいね。
最初から櫛を使う人がいますが、濡れすぎた髪の毛に、櫛はNGですから、覚えておきましょう。
毛先に集中してかける人もいますが、毛先は無理にかけなくても根元の方から乾かしていくと、その余熱や伝導熱である程度乾きます。
毛先が一番ダメージを受けやすいので、極力、かけないようにしてください。
頭皮や根元がしっかり乾燥していないと、跳ねの要因や、臭いの要因にもなりますので注意してくださいね。
さらにしっかりと乾かしていないと、眠った時に、枕や布団やマットレスなどど髪の毛の摩擦が、増えてしまいますから髪の毛を痛めることになってしまいます。
70~80%ほど髪の毛が乾いたら、冷風に切り替えて、櫛などを使い整えていきます。
温風で最後まで乾かすと思っている人が多いのですが、冷風でも乾きます。
夏場などは、冷風だけで乾かしても髪の毛が乾き切れば問題ありません。
ドライヤーで髪を痛めるのは、暖かい風が原因なので冷風で仕上げることにより、キューティクルが収縮して、サラサラなツヤのある髪ができあがります。
自然乾燥については賛否両論あります。
タオルドライができていて、髪の毛がその後15分くらいで乾き切る環境なら問題ないと思います。
しかし、髪のキューティクルのことを考えると、ドライヤーを使うべきでしょうね。
髪の毛を乾かすと、キューティクルがそろうので髪の毛がツヤツヤになります。
一番の問題は、濡れている髪はキューティクルが開きやすい事だと思います。
キューティクルが開いていると、髪の毛は痛みやすい傾向にあるんですよね。
ドライヤーは熱でキューティクルを閉じる効果があるので、寝る前は出来るだけドライヤーで乾かすようにしたほうがいいでしょうね。
髪の毛のダメージを少しでも減らしたいのでしたら、冷風で乾燥させるのもいいですよ。
今は、低温ドライヤーなるものも販売されているようですね。
60℃程度の熱で、ゆっくりとダメージ少なく乾かしてくれるようです。 |
髪の毛を痛めずにサラサラな髪の毛にするには、1つ1つのポイントを実践してみてください。