今が旬のかぼちゃ 実はすごいんです! その2
BLOG 2020年10月20日
前回はかぼちゃには『免疫力の強化・疲労回復』『冷え性の改善』にも効果があるとご紹介しましたが、まだ他にも効果があるので今週も引き続きご紹介していこうと思います。
育毛効果
かぼちゃの美容効果は肌だけでなく、育毛や薄毛の予防にも効果的です。
かぼちゃには美容のビタミンA、B、Cの他に、リグナンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。
男性ホルモンのジヒドロテストステロンは、毛髪を生み出す毛母細胞を萎縮させて薄毛を進行させてしまいます。リグナンは大豆のイソフラボンと同じく女性ホルモンに似た働きをして、このジヒドロステロンを抑制してくれるんです。
髪の毛の健康は栄養の他にも、ホルモンバランスが大きな要因を占めます。かぼちゃはホルモンバランスを整えるのにも大きな助けとなります。
むくみ改善
日本人は特に塩分摂取量が多く、普段からむくみに悩まされている人も多いです。
かぼちゃはナトリウムと結合して体外に排出してくれるカリウムも豊富なので、むくみの改善にも効果的なんです。その含有量は100gあたり430mgと野菜の中でもトップです。
同じウリ科でむくみに効果があると言われるきゅうりの約2倍以上、スイカの3倍以上ものカリウムが含まれています。
さらに、血行改善効果や身体を温める効果の他にも、便秘解消に欠かせない食物繊維もたっぷりと含まれています。冷えや便秘もむくみの大きな原因なので、かぼちゃは総合的にむくみを改善してくれます。
皮にも栄養がたっぷり
かぼちゃの皮は固いので、調理の際に捨てている方も多いでしょう。
皮には疲労回復・免疫力アップの効果があるベータカロテンが、なんと実の2倍以上も含まれています。他にもカリウムやビタミンE、食物繊維が豊富に含まれています。
固くて食べにくい皮も、煮物やソテーなどでしっかりと火を通せば柔らかく食べられます。パンプキンスープやお菓子作りなどで皮が余ってしまった場合は、捨てずに薄切りにしてチップスにしたり、千切りにしてきんぴらにしたりと活用できますよ。
私も早速今晩の晩御飯はかぼちゃ料理にしてみようと思います!