今が旬のかぼちゃ 実はすごいんです! その1
BLOG 2020年10月16日
程よい甘みとホクホクした食感がおいしいかぼちゃは、秋冬の代表的な野菜のひとつ。
おかずだけでなく、スイーツとしても楽しめて子供から大人まで人気です。
実は、かぼちゃには美容や健康に欠かせない栄養がぎっしり詰まっているんです!
今回は、かぼちゃに含まれる栄養価や期待できる効果効能について2回にわけてご紹介します!
かぼちゃに含まれる栄養や効果
甘くて炭水化物とカロリーの塊のようなイメージのかぼちゃですが、実は健康や美容に役立つ栄養素がぎっしりと詰まっています!
緑黄色野菜の中でも栄養豊富なかぼちゃは、ダイエット中にも積極的に食べたい野菜です。
気になるカロリーは100gあたり91kcal。普段よくスーパーで見かけるサイズのかぼちゃは1個あたり1kg程度なので、1/4個ほどを食べると約239kcalになります。
他の野菜に比べるとカロリーが多く感じますが、同じく炭水化物がメインであるご飯のカロリーは100gあたり168kcalです。ご飯に比べてかぼちゃは食べ応えがあるぶん、それほど多くないことがわかります。
そしてかぼちゃには美容に欠かせないビタミンA、C、Eが非常に多く含まれているほか、葉酸・カリウム・モリブデンなどのミネラル類も豊富です。
お腹の調子を整えるのに欠かせない食物繊維もたっぷりと含まれているので、ダイエット中の便秘予防のためにもぜひとも積極的に食べたい野菜なんです。
さらに、かぼちゃを食べることで期待できるさまざまな健康・美容効果を紹介します!
免疫力の強化・疲労回復
かぼちゃには強力な抗酸化作用があるビタミンEや、食べ物をエネルギーに変換するビタミンB、肉体的・精神的ストレスを緩和するビタミンCのほか、さまざまなビタミン・ミネラル類が含まれています。
さらに、緑黄色野菜であるかぼちゃはベータカロテンも豊富なんです。ベータカロテンは身体の中でビタミンAとして働くだけでなく、抗酸化作用による疲労回復効果や免疫力を強化する効果も期待できます。
肉体的・精神的な疲労は免疫力の低下や身体のさまざまな不調につながります。かぼちゃはそんな疲労・免疫力低下対策にピッタリの食材です。
冷え性の改善
疲労回復に役立つビタミンEは冷え性の改善にも役立ちます。
血行不良は冷え性や肩こり、頭痛のほかにも肌荒れなどの原因にもなりますが、ビタミンEは身体の末梢血管を広げることで血流を改善してくれます。
かぼちゃにはビタミンEが100gあたり4.9mgと野菜の中でもトップクラスの量が含まれているんです。成人が一日に必要とするビタミンEは6〜7mgなので、かぼちゃ料理をひと皿食卓に加えるだけでもかなりの量を補うことができます。
また、かぼちゃは東洋医学の観点でも胃腸と身体を温める「温」の食材です。気を補う作用もあるので、冷えで元気が出ないときにおすすめです。
かぼちゃには鉄分の吸収を助けるビタミンCもたっぷりと含まれています。肉や魚など、鉄分が豊富な食材を組み合わせることで貧血の予防にも役立ちます!