ブロー&ブラッシング術
BLOG 2017年9月15日
ヘアメイクに欠かせないドライヤー&ブラシ。あなたは正しく使えていますか? いつものブローとブラッシングが、髪のトラブルの原因になっているかも……。ブローとブラッシングの注意点をまとめてみます。
髪のヤケドに要注意! 正しいドライヤーの使い方
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正しくブローすれば、髪のダメージは防げます! |
ご承知の通り、ドライヤーは、ぬれた髪を早く乾かしたり、カールするなど髪にクセづけしたり、髪をひっぱってクセを直したりするために使います。
注意したいのは、乾かしすぎ。ドライヤーの吹き出し口からは、なんと100℃以上もの熱風が出ています。髪は温度を感じないため、長くあてていても気づきにくいので注意が必要です。
髪は正常な状態では、12~13%の水分を蓄えています。ドライヤーでその水分を奪いすぎてしまうと、ツヤがなくなるだけでなく、枝毛・切れ毛の原因になってしまいます。さらにひどい場合には、頭皮の角質まではがしてしまい、フケが出たり、炎症を起こしてしまったりすることもあります。
ドライヤーを使う時は、
必ず髪から15cm~20cm離すこと。同じところに長くあてないように、小さく動かしてください。合わせて、手ぐしで髪をほぐしながら、髪の内側にも風を送ると、ブローの時間が短縮できます。
髪がぬれていると、髪の温度はあまり上がらないのですが、乾いてくるとすぐに温度が上がります。その時に髪は一番ダメージを受けやすく、髪の内部のタンパク質が乾燥して硬くなったり、髪の表面のキューティクルがはがれたりして、枝毛・切れ毛になってしまいます。特にスタイリングする際は、髪を水で濡らしたり、ローションなどのスタイリング剤をつけたり、
髪に水分を充分含ませてからブローしてください。
ただし、スタイリング剤の中には、たくさんつけると煙が出たり、燃えてしまったりするものがあります。ドライヤーの熱が100℃以上になるため、そのような現象が起きてしまうのです。「火気厳禁」と書かれたものや、アルコール、オイルが多く入っているものは、使用の際には説明書を読むようにしましょう。
次回はドライヤーのコツとツヤ髪になる理由についてお話します。