髪の強さのもととなるコルテックス
BLOG 2017年4月21日

「コルテックス」は、髪の健康のカギを握る重要な部分ですが、あまり聞いたことがないという人も多いかもしれません。そこで、今回は、コルテックスがどこにあり、どんな構造をしているかや、コルテックスの役割などをお話していきます。
1本の毛髪は、外から中心に向かって、「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」という3層構造になっています。
中間にあるコルテックスは、髪の85~90%と大部分を占める重要な部分で、コルテックスが多いほど、髪が太くなります。
また、コルテックスの主成分は、線維状のタンパク質です。脂質や水分も含まれており、これらの量が、髪の硬さ、しなやかさ、強さなどを左右します。さらに、コルテックスには、メラニン色素も含まれており、その種類や量が髪の色に影響します。コル
コルテックスの構造
コルテックスの中は、線維状のタンパク質(ケラチンタンパク質)がねじり合わさって束になり、さらに、その束同士がねりじ合うような形で構成されています。
そして、このケラチンタンパク質の線維の隙間は、「マトリックスタンパク質」と「非ケラチンタンパク質」という2つの細胞間充物質で埋められているのです。
これらの細胞間充物質は、ケラチンタンパク質をかため、髪に丈夫さやしなやかさを与える役割をします。また、パーマやヘアカラーなどの薬剤は、主にこの部分に作用することで、効果を発揮します。
コルテックスの量を増やすには頭皮の健康が重要
コルテックスは、髪の大部分を占める重要な部分なので、髪を丈夫にするには、コルテックスの量を増やすことが大切です。また、コルテックス内の細胞の分布が偏ると、髪がうねったり、ねじれたりするため、後天的なくせ毛にもつながります。
コルテックスの量を増やしたり、細胞の分布を偏らせたりせず、丈夫でうねりのない髪にするためには、頭皮が健康であることも大切です。そのためには、頭皮マッサージで頭皮の血行をよくしたり、栄養バランスのよい食生活を心がけたりするとよいでしょう。