髪の毛を水に浮かべると傷みが分かる?
BLOG 2017年2月17日
傷んでいない髪と傷んだ髪の違い
傷んでいない髪と傷んだ髪の違いは髪の表面にあります。
髪の表面はどうなっているかというと、キューティクルによって保護されています。キューティクルの働きは髪をダメージから守ることに加え、内部の水分や栄養素を流出させないことです。
しかし、キューティクルは傷みによってダメージを受けます。
キューティクルが傷む原因には「カラーリングやパーマ」、「紫外線やドライヤーの熱」、「摩擦や衝撃」などがあります。
ダメージを受けたキューティクルは剥がれてしまい、髪のコーティングに穴が空いた状態になります。これが髪が傷んだ状態になります。
つまり傷んでいない髪と傷んだ髪の違いは、キューティクルが髪をしっかりコーティングできているかどうかの違いになります。
髪の毛を水に浮かべると傷みが分かる?
髪が傷んでいるのか傷んでいないのかを判断するには、抜け毛を水に浮かべると分かります。この方法は髪への水のはじき方によって、髪の傷みを判断できます。
傷んでいない髪の場合、キューティクルでコーティングされているため、水をはじくので水に浮き上がります。しかしキューティクルが剥がれていると、水分を吸収して重くなり沈んでしまうのです。
つまり髪を水に浮かべ、浮き上がれば傷んでいない、沈むと傷んでいることになるのです。注意点として、水に浮かべる髪は整髪料やトリートメントがついていない状態で試す必要があります。整髪料やトリートメントには油成分が含まれている場合があります。その場合、髪が傷んでいても油成分でコーティングされるため、沈まない場合があります。
まとめ
髪の傷みを知る方法として、水に浮かべる方法を紹介しました。
髪が傷む原因には「カラーリングやパーマ」、「紫外線やドライヤーの熱」、「摩擦や衝撃」といったものがあります。
パーマやカラーリングを繰り返し行ってないのに髪が傷んでいる場合は、髪の乾かし方に問題がある場合が多いです。タオルドライ時の髪の摩擦や、ドライヤーの熱に注意しながら髪を傷つけないように心がけると良いです。